こんにちは、リコタです。
今日は、毎日気分が晴れない、自分でもよく分からない不安を抱えているなどの憂鬱な状態を治す方法についてお話しします。
少し前置きが長くなりそうなので、先に結論だけお話しします。
短い期間で憂鬱を治すには、どうすれば人を幸せにできるかを毎日考えて生活してください。
この方法について掘り下げる前に、少しだけ私の話をさせてください。
私は過去に、いわゆる病み期と言われる期間を経験していて、毎日憂鬱で落ち込んだ気分で日々を過ごしていました。
今現在は憂鬱から解放されて心穏やかに生活できていますが、毎日憂鬱という状態が治るまでに3年ほどかかってしまいました。
この3年間が無駄だとは思いませんが、今まさに憂鬱な気分で苦しんでいる人がいたとしたら、もっと早くその苦しみから解放されて欲しいというのが私の気持ちです。
なので今回は、2週間という短い期間で憂鬱を治す方法をみんなに伝えたいです。
オーストリア出身の精神科医「アルフレッド・アドラー」が憂鬱症の患者の治療に使う方法で、実際に患者達は2週間以内に回復したそうです。
2週間で憂鬱から解放される方法
最初にも書きましたが、
短い期間で憂鬱を治すには、どうすれば人を幸せにできるかを毎日考えて生活してください。
毎日寝る前の少しの時間でもいいので、家族、友人、恋人、勤め先、自分が所属する地域社会などに貢献するにはどうすればよいのかを真剣に考えるのです。
この方法で憂鬱は治ります。
なぜ人を幸せにする方法を考えると憂鬱が治るのか
ではなぜこの方法で憂鬱が治るのでしょうか。
それは、なぜ人は憂鬱になるかという問いから考えを進めれば答えが出てきます。
なぜ人は憂鬱になるのか
人は、自分自身に執着して、自分自身のことについて深く考えすぎるから不安を抱え憂鬱になるのです。
自分自身に執着しているというのは、自己中心的と言い換えてもよいかもしれません。
あからさまに自己中心的な態度をとる人だけでなく、自信がない人や自己憐憫に浸りやすい人もこれに当てはまります。自信がないからこそ、他者は自分をどう評価してくれるかを中心に考えてしまうのです。
厳しい話になりますが、もしあなたが憂鬱な気分で毎日を過ごしているとしたら、それは自分への執着が捨てられずに、自己中心的な考えを持っていると言わなければなりません。
しかし、この結論にたどり着けば、解決する方法はシンプルになります。
自己への執着を捨てることさえできれば、憂鬱は治るのです。
そして、自己への執着を捨てるためには、自己への執着を他者への関心に切り替えていく必要があります。
そのための手段として、どうすれば人を幸せにできるかを毎日考えて生活する、なのです。
それを考えるには、他者に関心を寄せざるを得ません。
A君の好きな食べ物はなんだったかな
Bさんはいつもどんな服を着ていただろう
といった具合に、自分ではなく他者の事を考える時間ができます。
そして、他者への関心を持って、周囲の人々と公平につながることができれば、それで完治します。
繰り返しますが、大切なことは、自己への執着を他者への関心に切り替えることです。
自己への執着がなくなれば、自分の事で深刻になることはなくなり、憂鬱は消えます。
実際に私も、憂鬱だった時期と比べると、圧倒的に他者のことについて考えている時間が長いです。
反論
今までの話を、毎日憂鬱だった数年前の私に聞かせても、きっと納得しなかったでしょう。きっとこれを見ているあなたもそうかもしれません。
- 理論は理解できるが感情がついていかない
- なぜ自分が辛い状況なのに他者のことを考えなければいけないのか
- 私がこんなにつらいのは、私以外の人間のせいなのに、なんで私が人への貢献を考えなければいけないのか
- こんなにかわいそうな私を誰か助けてくれないのか、なんて酷いやつらだ
実際に過去の私は、具体的なアドバイスをくれる他者の手を上記のような感情をもって払いのけていました。今となってはとても後悔しています。
自分への執着が捨てられない人は、往々にして現状は自分ではなく他者が変えてくれるものだと考えます。
そして誰も現状を変えてくれなければ、可哀そうな私を語り自己憐憫に浸るか、悪いあの人を語り具体的な行動を回避しようとします。
しかし、現状を変えられるのは自分しかいませんし、現状を変えるためにはこれからどうするかについて考えなければいけません。
辛い気持ちはわかります。
誰かが助けてくれるという希望を持つ気持ちもわかります。
毎日毎日、死にたくなるくらい気分が落ち込んで、世界のすべてが敵に見える感覚も、よくわかります
それでも私達は、これからどうするかを考えていかなければ、今を変えることはできません。
そして私は、人間にはそれができると信じています。
もちろんあなたにも、今を変える力があると信じています。
5分だけでもいいです。
寝る前にどうすれば人を幸せにすることができるか考えてみてください。
人に行う善は自分への最善、という言葉もあります。必ず前を向いて生活できるようになります。
まとめ
2週間で憂鬱を治すには、どうすれば人を幸せにできるかを毎日考えて生活してください。
そうすれば、自己への執着が消えて、憂鬱は治ります。
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